子宮筋腫の手術法
治療方法が「開腹手術」か「経過観察」しかなかった以前と比べると、現在は様々な方式の手術が行われるように なってきました。 治療法について正確な知識を得ることによって、自分にライフスタイルにあった治療法を選ぶようにしましょう。 (子宮筋腫病院)
・子宮を取っても良いなら、「子宮全摘術」⇒①開腹手術・②腹腔鏡手術・③膣式手術があります。 ・子宮を残したい場合は、「子宮筋腫核出術」⇒①開腹手術・②腹腔鏡手術・④子宮鏡手術 ・子宮を残したいその他の治療法、子宮動脈塞栓術(UAE)・集束超音波手術(FUS)・マイクロ波子宮内膜焼灼術(MEA)などがあります。
☆子宮全摘術は、子宮をすべてとります。(長所)・・・再発がない。症状がなくなる。(短所)・・・妊娠・出産が出来なくなる。子宮がなくなったという喪失感がある。 ☆子宮筋腫核出術は、筋腫のみを取って子宮を残します。(長所)・・・症状がなくなる。妊娠・出産の可能性があります。(短所)・・・手術中の出血量が多くなる傾向があります。再発の可能性があります。
①開腹術⇒(長所)筋腫の施術を行っている医療機関があれば、ほとんどの場合受けられます。お腹を切って直接見る事で、確実に手術ができる。(短所)身体への影響が大きく、術後に痛みがある。入院期間が長くなる。傷跡が残る。
②腹腔鏡出術⇒お腹に1cm位の穴を数個開け、そこに腹腔鏡を入れて内部を見ながら行う。 (長所)・・・傷が小さくてすむ。術後の癒着が少ない。入院期間が短くなる。(短所)・・・開腹手術に移行する場合がある。 すべての筋腫に応用できない。手術に熟練を要します。
③膣式出術⇒お腹は切りません。膣から手術を行います。 (長所)・・・膣からの手術のため、お腹傷はできません。術後の痛みが少ない。入院期間が少ない。 (短所)・・・手術の時に見える範囲が狭まい。筋腫以外の異常に対応できない。開腹手術に移行する場合があります。
④子宮鏡出術⇒お腹を切らない。子宮用の内視鏡を子宮の入口から侵入して、内部の様子をモニターに映しながら行います。
(長所)・・・膣からの手術ですので、お腹に傷ができない。術後の痛みが軽く、回復が早い。入院期間が短い。
(短所)・・・適応筋腫が限られる。筋腫が大きい場合は、数回に分けて手術する場合がある。
子宮全摘術は、子宮と卵巣や卵管などの病気でもよく行われる手術法です。中でも腹式単純子宮全摘術は、婦人科手術の基本ともいえる安全な手術です。
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